よくある質問
ブーレンレップによる治療は、なぜ目に影響を及ぼすのですか?
ブーレンレップは、標的となるがん細胞に十分作用するために、効果が長く続くように作られています。
それに伴い、目の表面の細胞をはじめとする体内の健康な細胞にも吸収されます。目の細胞は細胞外の物質を取り込みやすいため、目に影響を及ぼしている可能性が考えられています。
ブーレンレップによる治療中や治療後に、目にあらわれる可能性のある症状はなんですか?
ブーレンレップによる治療を受けた患者さんでみられた目に関連する副作用として、目のかすみ(ぼやけて見える)、ドライアイ(目が乾く)、光をまぶしく感じる、目の刺激感、目の異物感、目の痛み、目の表面の変化などが報告されています。
また、ごく少数の患者さんでは、目の表面に潰瘍※ができたという報告もあります。
目に関連する副作用については、「目に関連する副作用」もご確認ください。
- 注) 目の表面に深い傷ができたり、黒目の中に白い点状のかたまりができた状態のことをいいます。潰瘍ができると、激しい目の痛みや、目のゴロゴロとした異物感などの症状があらわれます。
目に関連する副作用は、いつ頃あらわれますか?
目の症状が初めてあらわれるまでの期間は約30日であったことが報告されています1)。
視力の低下に関しては、3週間投与では約3割の患者さんでブーレンレップの初回投与から約74日後に視力が0.4程度へ低下し、2%の患者さんで約105日後に0.1程度へ低下したことが報告されています1)。
4週間投与の別の報告では約3割の患者さんでブーレンレップの初回投与から約112日後に視力が0.4程度へ低下し、1%の患者さんで約351日後に0.1程度へ低下したとされています1)。
- 1)ブーレンレップ承認時評価資料
目に関連する副作用は、回復しますか?
一般に、目の表面の細胞(角膜)には、自分の力で自然に治る機能が備わっています。
目の状態を確認するために、定期的に眼科への受診が必要です。
目に関連する副作用は、どのくらいで回復しますか?
目の症状が初めてあらわれてから回復するまでの期間は約87日だったことが報告されています1)。
視力の低下に関しては、初めて視力が低下してから治療開始前の視力に回復するまでの日数は、視力が0.4程度へ低下した患者さんでは約64日、0.1程度へ低下した患者さんでは約87日であったという報告があります1)。
別の報告では、視力が0.4程度へ低下した患者さんと0.1程度へ低下した患者さんのいずれにおいても、視力の低下が最初にあらわれてから治療開始前の視力に回復するまでの日数は約57日でした1)。
- 1)ブーレンレップ承認時評価資料
どのような種類の眼科検査を、いつ受ける必要がありますか?
眼科医による診察や視力検査、細隙灯顕微鏡検査などを行います。これらの検査は、ブーレンレップの初回から4回目までの投与を行う前に受けていただくことが定められています。
その後は、患者さんの状態に応じて、主治医や眼科医が眼科検査の必要性を判断します。
眼科検査はどこで受けられますか?
主治医と連携している眼科があります。主治医に相談してください。
自宅の近所など別の眼科で検査を受けることはできますか?
主治医と連携している眼科がありますので、まずは主治医に相談してください。
目に関連する副作用があらわれた場合、だれに連絡すればよいですか?
主治医に相談の上、すぐに医療機関(眼科)を受診してください。
なお、受診の際はブーレンレップ手帳など、ブーレンレップによる治療を受けていることがわかるものを持参してください。
見え方や目の表面の変化が悪化しないように、できることはありますか?
ブーレンレップによる治療中は、防腐剤が入っていない人工涙液(目薬)※を1日4回以上点眼し、症状を軽減することが大切です。
- ※:眼科医に相談の上、調剤薬局・ドラッグストアで購入してください。
目に関連する副作用があらわれた場合、ブーレンレップによる治療を中止しなければなりませんか?
ブーレンレップの量を減らしたり、一時的にブーレンレップによる治療をお休みすることがあります。目の状態によっては、ブーレンレップによる治療の中止を検討する場合もあります。
目に関連する副作用により、治療をお休みすることは多くの患者さんで予想されますが、回復後、約90%の患者さんが主治医の判断で治療を再開したと報告されています1)。
主治医の指示に従って、治療してください。また、目に関連する症状があらわれた場合は、主治医に相談の上、すぐに医療機関(眼科)を受診してください。急激に進行する視力低下などの症状については緊急の処置を要する可能性があります。
ブーレンレップによる治療中、日常生活で注意することはありますか?
眼科医から特に指示がない限り、ブーレンレップによる治療中はコンタクトレンズの装着を控えてください。
また、視力の低下につながる目のかすみなどがある場合は、車の運転や機械の操作は行わないでください注)。
その他、日常生活で気をつけていただきたいことは「日常生活で気をつけていただきたいこと」にまとめていますので、合わせてご確認ください。
わからないことや不安に思うことがあれば、主治医・看護師・薬剤師に相談してください。
- 注)車を運転される時点での視力が 「治療中に守っていただきたいこと」の基準を満たしている必要があります。必ずご確認ください。